エクサーのステッパーの中古品をおすすめしない理由
本記事では、エクサーのステッパーを中古で手に入れるのはおすすめしない理由を解説します。
この記事でわかること
- エクサーのステッパーを中古で買ってはいけない理由
- どうして中古で買いたい場合に確認するポイント
エクサーのステッパーを愛用して3年が経ちました。
高い静音性と耐久性が持ち味のステッパーで、いまだにその持ち味が衰えてません。
それだけ長く使える、素晴らしいステッパー。
今回は、「エクサーのステッパーを中古で買うのはやめましょう。」というおはなし。
結論を言うと、amazonや楽天市場で保証期間付きの新品を買うのが一番です。
正直、エクサーのステッパーは他のステッパーに比べて値が張ります。
なんとか安く手に入れたいと考えるのもわかります。
確かに、中古品をヤフオク!やメルカリで探せば、通常価格より安く手に入れることもできます。
ですが、冗談抜きで新品購入をおすすめします。
その理由を説明します。
では、本編をどうぞ。
エクサーステッパーの中古品をおすすめしない理由【4つの問題点】
エクサーのステッパーの中古品には、4つの問題点があります。
- ステッパーの状態が悪い
- 保証期間が有効なのかわからない
- 現行品よりも古い型が売られている
- プロ版かパーソナル版かわからない
詳しく説明します。
ステッパーの状態が悪い
エクサーのステッパーは、耐久性がピカイチです。
このステッパーは本体と油圧シリンダーを組み合わせて完成します。
本体はアルミ合金鋳物製でとても頑丈なので、簡単に壊れません。
油圧シリンダーもとても丈夫で、私が1年半以上使っても全然へたりません。
8年使っても大丈夫という情報もあります。
なので、中古品でも良い状態のものはあると思います。
とは言え、油圧シリンダーは使った分だけ劣化しています。
状態が悪いものだと、油圧シリンダーから油漏れしているものが普通に出品されています。
油圧シリンダーは踏み込みの負荷を生み出す大事な部分です。
油漏れ=ステッパーの負荷がなくなる=ステッパーとしての価値がない
ということです。
つまり、せっかく安く中古品を手に入れたとしても、すぐにゴミになる可能性があるということです。
後は、出品者がどのように、ステッパーを使っていたかわかりません。
ステッパーは裸足で使う方も多いので、水虫などの病気がうつる可能性がゼロではありません。
もし、中古のステッパーを使う場合は、十分に気を付けてください。
ちなみに、交換用のケーブルと油圧シリンダーが販売されています。
本体が無事であれば、ケーブルと油圧シリンダーの交換をすると新品同様に使えます。
なので、とりあえず中古品を最安値で手に入れて、シリンダーが壊れたら交換するという考え方もあります。
中古品+交換用シリンダーの金額が新品の値段を大きく下回るのであれば選択の余地はあるかもしれませんね。
保証期間が有効なのかわからない
新品で買えば、5年間の保証が付きます。
5年間も保証期間があれば、すぐに壊れて大損!ってことが起こりません。
ですが、中古品の場合は、購入者が購入してから5年。
あなたの手元に届いてから残りの保証期間はあるのでしょうか?
出品者が、保証書をもっているかどうかの確認も必要になります。
そもそも、中古品は保証の対象外になる可能性もあります。
「中古品だからすぐに使えなくなっても仕方がない」と思えますか?
エクサーのステッパーは、その頑丈さから中古品でもそんなに値崩れしていません。
状態の良いものが、だいたい4~5万円。
状態の悪いものや古いものはもっと安く売ってますが、それでも2~3万円はしています。
わざわざ、それだけ払って悪いものを手に入れるなら、新品を買った方が圧倒的におトクですよね。
現行品よりも古い型が売られている
中古品の出品写真を見ると、現行品と異なる古い型のものが多く出品されています。
現行品と古い型を判別するのに注意すべきはこの2点。
- 油圧シリンダー
- シリンダーホルダー
まず、油圧シリンダーの違い。
ステッパー中央の黒い筒上のパーツですね。
現行のものはシリンダーが黒いです。
この黒い部分がヒートシンク・ラジエーター構造になっていて、高い冷却性能をもっています。
ですが、古い型のシリンダーは表面が銀色でつるつるとしています。
ヒートシンク・ラジエーター構造があるかないかで、油圧シリンダーには新旧での性能差があると考えられます。
次に、シリンダーホルダーの違い。
シリンダーホルダーは、油圧シリンダーと踏む部分をケーブルでつなげているところです。
現行品は丸みをおびた、「ひょうたん」のような形をしています。
逆に、古い型のものは角ばってます。
シリンダーホルダーの違いは問題ないと思いますが、油圧シリンダーの違いは大問題です。
古い型の油圧シリンダーは、相当古いと考えていいと思います。
10年以上前の型である可能性があります。
どうしても中古品を買うのであれば、最低でも黒い油圧シリンダーのものにしましょう。
プロ版かパーソナル版かわからない
先ほど、「中古品を買うなら黒い油圧シリンダーのものにしましょう。」と言いました。
ただし、黒い油圧シリンダーにも2種類あるので要注意です。
プロ版とパーソナル版の2種類です。
シリンダーの黒い部分の長さに違いがあります。
- プロ版:13.81cm
- パーソナル版:11.27cm
シリンダーが長いプロ版の方が冷却機能が高いので長時間の連続使用が可能になっています。
出品者自身、自分が出品したステッパーがプロ版かパーソナル版かわかっていないことがあります。
取引前に確認が必要になります。
どうしても中古品が欲しい場合の注意点
ここまでで、中古品がもつ4つの問題点を説明しました。
良いものを安く手に入れようとすると、知識と手間がかかりますね。
知識をつける時間と手間賃を時給換算してみて下さい。
中古品を手に入れるより、新品をサクッと買った方が安くなりませんか?
それでも、中古品が欲しいのであれば、次の5点に気を付けてください。
- 油圧シリンダーの状態を確認する
- 古い型の油圧シリンダーは買わない
- 買うならプロ版を選ぶ
- 正規の保証は受けられない可能性を理解すること
- 使用前には清掃とメンテナンスをする
この5点に注意すれば、失敗する可能性が低くなります。
でも、やっぱり新品を買った方が楽ですし、なにより安心です。
エクサーのステッパーの中古品をおすすめしない理由まとめ
まとめです。
本記事では、次の内容を解説しました。
この記事でわかること
- エクサーのステッパーを中古で買ってはいけない理由
- どうして中古で買いたい場合に確認するポイント
エクサーのステッパーは良いステッパーです。
自信をもって断言できます。
でも、中古を買うのはやめましょう。
問題点が多すぎます。
買うなら新品を!
5年間保証が受けられる新品を選んでください。
こちらの記事「エクサーステッパーのレビュー【3年以上使用中】Xiserは超おすすめ!」でエクサーステッパーをレビューしてます。