アイデアをつくる方法。結論は努力あってこそのひらめきです。
こんにちは、マサヒロです。
今回はアイデアをつくる方法についてです。
クリエイティブな人になりたい!って思ったことはありませんか?
創造力があって、いろんな企画や提案を思いつく人にあこがれますよね。
素晴らしいアイデアを生み、そのアイデアを実現させる人こそ真の成功者になれます。
例えば、スティーブ・ジョブズ。この方はクリエイティブな人の代名詞にもなっています。
ジョブズのような成功者になりたいと思っても、「自分には無理。まず、いいアイデアなんか持ってないし・・・。」と、あきらめるのが普通です。
あきらめないで下さい。アイデアは努力次第でひらめけます。
そのアイデアのつくり方を解説していきます。
アイデアはどうやって生まれるのか?
大事なことです。
アイデアとは、「すでにあるモノの新しい組み合わせ」です。
何もないところからアイデアは生まれません。この世にあるものは全て、組み合わせによって生まれていると言っても過言ではないでしょう。
例えば、スマホ。便利なアイテムですが、スマホが急にこの世に生まれたわけではありません。先に携帯電話があって、より便利にしようと、さまざまな機能を組み合わせた結果、生まれたものです。
そして、携帯電話も先に固定電話があったからこそ生まれています。
あなたも周りにあるもので考えてみて下さい。全ては組み合わせによるものだとわかると思います。
つまり、「アイデアをつくる=組み合わせる」ことなんです。
では、実際にアイデアをつくるステップについて解説します。
アイデアをつくる5ステップ
アイデアをつくるための5ステップです。
step1.情報を集める
step2.情報の理解
step3.情報を組み合わせる
step4.アイデアを思いつく
step5.アイデアを具体化する
詳しく見ていきましょう。
step1.情報を集める
集める情報は、特殊知識と一般知識の2種類です。
特殊知識とは、目的と直接関係する知識のこと。
一般知識とは、それ以外の知識のことです。
まずは、特殊知識を集めましょう。
アイデアを出したいときは目的がありますよね。
例えば、新商品を売りたいとか。
この場合、特殊知識とは、新商品に関係する知識です。
・新商品はどんな商品か
・新商品を買う消費者はどんな人たちか
では、どのレベルまで集めればいいのか?それは、
新商品が他の商品にはない特別な商品だと思えるまで集める
新商品を必要とする消費者が、世界にたった一人の特別な人だと思えるようになるまで集める
です。なぜそこまでするのか?
新商品とは言え、似たような他の商品が出回っています。
その他の商品との違いがなければ、新商品を買おうとは思わないですよね。
まずは、あなたが新商品が今までにない特別なものだと確信できないといけません。
それに、新商品を全ての人が欲しがるわけではありませんよね。
どんな人が新商品を欲しがるのかを詳しく知る必要があります。
欲しがる人しか新商品を買ってくれないのですから。
アイデアをつくる第一歩なんですが、かなり大変です。この段階をすっとばす人が大多数です。
次に、一般知識は、特殊知識とは一見関係のない知識のことです。
主に、あなたが経験したこと、または興味ある事に関する知識です。
例えば、料理、釣り、車、運動、ゲーム、音楽、読書、写真、ペット、アウトドア、ボランティアetc.
興味があることはとことん調べましょう。
一般知識は、日々集めていくしかありません。
step2.情報の理解
さて、特殊知識と一般知識を集めました。
このステップでは、集めた知識を見返して、頭の中にインプットします。
例えるなら、前のステップが授業ノートをとることだとすれば、このステップはノートを見て授業の復習をする段階です。
step3.情報を組み合わせる
新しいアイデアは、特殊知識と一般知識の組み合わせで生まれます。
新商品を売るアイデアを考えたとき、特殊知識は新商品に関係する知識です。同じ業界の知識だけではマンネリ化を防げず、新しいアイデアをつくるのは難しいでしょう。
しかし、特殊知識に一般知識を組み合わせれば、新しい視点からアイデアを思いつくことができるのです。
このステップでは、思いついたことは全て書き留めておいてください。
誰でも思いつきそうなことでも、どんな馬鹿らしい考えも評価せずに書きだしましょう。
何も思いつかなくなるまで続けましょう。
脳が疲れ切ったときこそ、ひらめきが生まれます。
ここまでで、良いアイデアができた人はラッキー。
できなかった人は、考えるのをやめて他のことをしましょう。
寝たり、散歩したり、アイデアを考える作業を無意識に任せます。
無意識に任せるとは言え、何もしないで天啓を待つわけにはいきません。
時間をおいた後にもう一度考えたり、一般知識の収集を継続していきましょう。
そのうちに次のステップがやってきます。
step4.アイデアを思いつく
突然、アイデアを思いつく瞬間がやってきます。
忘れないように書き留めましょう。
そして、次のステップに進みます。
step5.アイデアを具体化する
あなたが苦労して生んだアイデアを精査するステップです。
そのアイデアが本当に役に立つのかを見極めなければなりません。
新商品を売るアイデアであれば、そのアイデアによってどんな効果があるのか、どれくらいの利益が見込めるのか、どれくらいのコストがかかるのか、成功の見込みはどれくらいか、そもそも実現可能なのかを考える必要があります。
その結果、素晴らしいと思ったアイデアが、実はたいしたことなかったって話はよくあります。
そこでくじけてはいけません。
発明王エジソンもこう言ってます。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」
このステップをクリアできた人がクリエイティブな人として認められるようになるのです。
アイデアをつくる5ステップを効果的にする方法
知識を集める習慣をもつ
ステップ1で説明した一般知識を普段から集めておきましょう。
一般知識は普段の生活や、趣味、興味、活動から集められます。
好奇心が強く、どんなことにも興味があり、普段から読書や調べものをして知識を得ようとする人がアイデアを思いつきやすいと言えるでしょう。
また、自分の経験、興味に基づく知識がアイデアつくりに効果を発揮しやすいです。
普段から一般知識を集める人は情報収集能力が高いので、特殊知識を集めることになっても効率よくできるはずです。
知識をまとめる
ステップ2と3を効果的に行う方法です。
知識を1冊のノートにまとめる
なんでもかんでもノートに書きこみ、スクラップブックのように新聞の切り抜きや資料を貼り付けます。
ノートを見返せば、自分の知識が全て詰まっているのでアイデアをつくりやすくなります。
カード索引法
3インチ×5インチの白いカード1枚に1つの知識を書き込んでコレクションする方法です。
組み合わせを考えるときにカードを広げて自由に動かせるのでアイデアを考えやすくなります。
情報カードを使ったり、大きめのふせんを使うといいですね。
マインドマップ
マインドマップは有名な発想法ですね。
知識の関連性を見つけるのに役立ちます。
手書きが基本ですが、マインドマップのアプリを使うとカード索引法のように項目を自由に動かせます。
脳を疲れさせる
ステップ3のところでも書いてますが、脳が疲れ切ったときこそ、ひらめきが生まれます。
あえて脳が正常に働かないようにして、普段は思いつかないような新しいひらめきを出そうというテクニックです。
お酒を飲んで、脳のたがを外すことも一つの手段です。
もし、今すぐアイデアが欲しいなら
先に成功している人の真似をしましょう。
ある程度、目的は達成できるはずです。
守破離の守ですね。
その後に、破、離まで進めるかはあなたの努力次第です。
または、自分の知識だけで考えようとせずに、仲間と一緒に考えましょう。
三人寄れば文殊の知恵です。
まとめ
アイデアをつくる方法を解説しました。
まとめると
アイデアは既存のモノの組み合わせである。
あらゆる知識を集めて組み合わせを考え抜くことで新しいアイデアは生まれる。
苦労して考えたアイデアが役に立つことは稀。
だからと言ってあきらめないで知識を集め、アイデアを考え続けよう!
ってところでしょうか。
クリエイティブな人になりたかったら漫然と日々を過ごすのではなく、知識を集める努力をしていきましょう。
結論は努力あってこそのひらめきです。
ではでは、マサヒロでした。